1944年のトリプティク(三幅対)の第2ヴァージョン
フランシス・ベーコン
1988年 油彩、アクリル/カンヴァス3枚 各:198 × 147.5
本展は、1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作された英国美術に焦点を当てる企画です。サッチャー政権時代(1979-90年)を経験して緊張感漂う英国社会では、既存の美術の枠組みを問い、作品の制作や発表において実験的な試みをする作家たちが数多く登場しました。当時「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれた作家たち、そして、彼らと同時代のアーティストたちは、大衆文化、個人的な物語や社会構造の変化などをテーマとし、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多様な手法を用いて独創的な作品を発表してきました。約60名の作家によるおよそ100点の作品を通じて、90年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を検証します。 1988年、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジの学生であったダミアン・ハーストが、ロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」を企画したことが、ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)の始まりとされています。ハーストや同世代の作家たちは、新たな視点で素材を選び、制作し、発表の機会を積極的に開拓していきました。1992年に美術史家のマイケル・コリスが『アート・フォーラム』誌上で彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼んだことで、その呼称が広まりました。本展は、世界最大級の近現代美術コレクションを誇るテート美術館が、その所蔵作品を中心に、1990年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を多角的に紹介し、この時代のクリエイティブな熱狂が世界のアートシーンに与えた影響を検証するものです。
フランシス・ベーコン
1988年 油彩、アクリル/カンヴァス3枚 各:198 × 147.5
ヘンリー・ボンド、リアム・ギリック
1990-95年 テキスト付の写真15点 各:31 × 40.5 (一部40.5 × 31)
ダミアン・ハースト
1991年 ガラス、鉄、シリコンゴム他、椅子、煙草等 213.4 × 304.8 × 213.4
ルベイナ・ヒミド
1991年 アクリル/カンヴァス 121.8 × 152.4 × 2.7
ディノス・チャップマン、ジェイク・チャップマン
1993年 プラスチック、ポリエステル樹脂、合成繊維他 展示サイズ:130 × 200 × 200
ルーシー・ガニング
1994年 ビデオ、カラー、サウンド 7分13秒
ギルバート&ジョージ
1994年 27点の白黒写真に彩色、パネルに貼付 全体:253.8 × 639.9
マーク・ウォリンジャー
1994-95年 油彩/カンヴァス 各:230 × 190 × 3.5
マット・コリショウ
1995年 ビデオ、プロジェクション、木、ガラス他 1分52秒
アニャ・ガラッチョ
1997年 スクリーンプリント/紙 68 × 88.6
クリス・オフィリ
2003年 ポリエステル 137 × 274
ブラック・オーディオ・フィルム・コレクティヴ
1986年 16ミリフィルム、カラー、サウンド 61分
マイケル・ランディ
1990年 ビデオ、モニター、スチール製支持具 13分54秒
マイケル・ランディ
1990年 ダイ・デストラクション・プリント/紙(9点) イメージ各:28.8 × 38.2
ギャヴィン・ターク
1991-97年 陶磁器 直径:48.5
サイモン・パタソン
1992年 リトグラフ/紙 102.7 × 128
デイヴィッド・シュリグリー
1992年 発色現像方式印画/紙 25.4 × 25.9
ジリアン・ウェアリング
1994年 DVD 25分
キース・コヴェントリー
1994年 ブロンズ 154 × 29 × 29
リサ・ミルロイ
1995年 油彩/カンヴァス 175.5 × 229.1
レイチェル・ホワイトリード
1998年 スクリーンプリント/紙 49 × 74.3
デイヴィッド・シュリグリー
1998年 インク、白黒写真/紙 24.4 × 28.3
サラ・エインズリー
1998年 ゼラチン・シルバー・プリント/紙 38 × 25.6 / 21.4 × 32.6
ジュリアン・オピー
1998-99年 スクリーンプリント/紙 イメージ:61 × 104.9
ジュリアン・オピー
1998-99年 スクリーンプリント/紙 イメージ:60.8 × 145
ヴォルフガング・ティルマンス
1991年 発色現像方式印画/紙 51 × 61
ヴォルフガング・ティルマンス
1991年 発色現像方式印画/紙 30 × 40
ヴォルフガング・ティルマンス
1992年 デジタル・プリント/紙 195 × 135
ヴォルフガング・ティルマンス
1995年 発色現像方式印画/紙 30 × 40
ヴォルフガング・ティルマンス
1996年 発色現像方式印画/紙 40.6 × 30.5
ヴォルフガング・ティルマンス
1997年 発色現像方式印画/紙 40.6 × 30.5
ヴォルフガング・ティルマンス
1997年 発色現像方式印画/紙 40.6 × 30.5
ヴォルフガング・ティルマンス
1997年 発色現像方式印画/紙 61 × 51
ヴォルフガング・ティルマンス
2000年 発色現像方式印画/紙 90 × 70
ヴォルフガング・ティルマンス
2002年 発色現像方式印画/紙 51 × 61
ヴォルフガング・ティルマンス
2002年 発色現像方式印画/紙 30 × 40
ジョニー・シャンド・キッド
1995-2013年 写真スライドショー(69点) 6分54秒
ジェレミー・デラー
1997-2004年 グラファイト、アクリル/壁 サイズ可変
ジュリアン・オピー
1998-99年 スクリーンプリント/紙 61 × 52.8
マーク・レッキー
1999年 ビデオ、カラー、サウンド 14分45秒
シーマス・ニコルソン
1999年 カラー写真、アルミ板に貼付 101.2 × 154.5
ジム・ランビー
2001年 レコードプレーヤー、ラメ、安全ピン等 36 × 36 × 72
トレイシー・エミン
1995年 ビデオ、プロジェクション、カラー 6分32秒
デイヴィッド・ロビリアード
1987年 アクリル/カンヴァス 121.8 × 121.8
キャシー・ド・モンショー
1989年 デニム、ヴェルヴェット、スチール等 31 × 8.8 × 9
ヘレン・チャドウィック
1990年 トランスペアレンシー、ライトボックス 76 × 116 × 10.5
マーク・フランシス
1992年 油彩/カンヴァス 206.3 × 183
デレク・ジャーマン
1993年 油彩/カンヴァス 251.5 × 179 × 3.6
ジュリー・ロパーツ
1995年 油彩、アクリル/カンヴァス 152.5 × 152.5 × 3.8
マーク・クイン
1996年 ゴム、ナイロン 340 × 76 × 37
クリスティン・ボーランド
1997年 皮、木くず、ポリ塩化ビニル サイズ可変
アニッシュ・カプーア
1998年 デジタル・プリント/紙 47.9 × 58.5
スティーヴ・マックィーン
1993年 16ミリ白黒フィルムをビデオに変換 9分2秒
リチャード・ハミルトン
1992年 デジタル・プリント/紙 21 × 29.8
リチャード・ビリンガム
1994年 写真/紙、アルミ板に貼付 80 × 120
グレイソン・ペリー
1994年 陶器 40 × 34.5 × 33
サラ・ジョーンズ
1997年 カラー写真、アルミ板に貼付 150.2 × 150
スティーヴン・ピピン
1997年 ゼラチン・シルバー・プリント/紙 支持体:76 × 76.3 など
レイチェル・ホワイトリード
1998年 アルミニウム 26.3 × 20.3 × 6
モナ・ハトゥム
1999年 キッチン用品、電線、照明、サウンド他 600 × 350
サラ・ルーカス
1999年 椅子、ボール、煙草、ブラジャー 78.7 × 49.5 × 52.7
コーネリア・パーカー
1991年 木材、金属、プラスチック、ワイヤー他 約 400 × 500 × 500
ゲイリー・ヒューム
1992年 コラージュ 額:40 × 36.6
ダグラス・ゴードン
1992年 ビニル文字、テキスト、写真2枚 サイズ可変
マーティン・クリード
1992年 マスキングテープ、発泡スチロール等 10.2 × 10.2 × 10.2
ジョージナ・スター
1993年 ビデオ 4分
マーティン・クリード
1994年 1枚の紙を丸めたもの 直径:約 5
トレイシー・エミン
1995-97年 カラー写真、アルミ板に貼付 122 × 183
マイケル・クレイグ=マーティン
1996年 アクリル/カンヴァス 244.2 × 366.5
エリザベス・ライト
1996-97年 スチール、ゴム、プラスチック 124 × 236 × 66
スティパ・ビスワス
1997年 ヴィデオ、カラー 10分
アンジェラ・ブロック
1998年 ビーコン、電球、コントロール・ユニット 166 × 300
シール・フロイヤー
1999年 インク/紙 -
マーク・ウォリンジャー
2000年 ヴィデオ、プロジェクション、サウンド 11分12秒
本展は、1980年代後半から2000年代初頭にかけて制作された英国美術に焦点を当てる企画です。サッチャー政権時代(1979-90年)を経験して緊張感漂う英国社会では、既存の美術の枠組みを問い、作品の制作や発表において実験的な試みをする作家たちが数多く登場しました。当時「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼ばれた作家たち、そして、彼らと同時代のアーティストたちは、大衆文化、個人的な物語や社会構造の変化などをテーマとし、絵画、彫刻、写真、映像、インスタレーションなど多様な手法を用いて独創的な作品を発表してきました。約60名の作家によるおよそ100点の作品を通じて、90年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を検証します。 1988年、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジの学生であったダミアン・ハーストが、ロンドン東部の倉庫街で学生や卒業生の作品を発表する展覧会「フリーズ」を企画したことが、ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)の始まりとされています。ハーストや同世代の作家たちは、新たな視点で素材を選び、制作し、発表の機会を積極的に開拓していきました。1992年に美術史家のマイケル・コリスが『アート・フォーラム』誌上で彼らを「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBA)」と呼んだことで、その呼称が広まりました。本展は、世界最大級の近現代美術コレクションを誇るテート美術館が、その所蔵作品を中心に、1990年代の英国美術の革新的な創作の軌跡を多角的に紹介し、この時代のクリエイティブな熱狂が世界のアートシーンに与えた影響を検証するものです。